スチームクリーナーで畳や床を傷めずに掃除する方法
スチームクリーナー使ってフローリングが痛む最大の原因は2つ
- スチームの品質が悪く蒸気ではなくベチョベチョの熱湯が出ているから
- そのベチョベチョの熱湯でなかなか落ちない汚れを時間を掛けて掃除しているから
スチームクリーナーでフローリングを傷めず掃除するコツ
お掃除専門家に聞いてみました!
スチームクリーナーの床清掃のやり方
床の汚れが気になってきたら雑巾で汚れを取れればいいのですが、何度雑巾がけをしても取れない場合は別の方法を考えなければいけません。
そこで最近人気なのがスチームクリーナーを使って清掃する方法。
でも中にはスチームクリーナーで床の清掃をすると、床の表面が剥げてしまって床を逆に傷めてしまうというような口コミなども見かけます。
それでは、床の清掃にスチームクリーナーを使うのは間違っているのでしょうか。
床の清掃をする場合、きちんと床の材質や、スチームクリーナーをしっかりと理解してから使えば問題ありません。
実際に、スチームクリーナーで床の清掃を行っても床の表面が剥がれるようなことはありません。
よく聞かれるのが「スチームクリーナーを使って床を清掃したら白く変色してしまった」とか、「床にできた黒ずみを取ろうとしてワックスが変色してしまった」といった内容です。
その一方で、床清掃をスチームクリーナーを使って行っても全くそのようなことは無くて、何回清掃しても問題は無かったという意見も聞かれます。
スチームクリーナーを購入前に自宅の床との相性を考えるべき
スチームクリーナーで床の清掃をしたいと思ったときには、どのスチーマーを購入するかを決める前に自宅の床がどうなっているのかを調べる必要があります。
スチームクリーナーで床を清掃することを考えて、事前にチェックしていきます。
簡単な方法として、雑巾を水で濡らして、オーブンで100度まで加熱してからピンポイントで床を拭いてみます。
何度か雑巾で拭いてから、その後の状態を見る必要があります。
床の材質がわかればいいのですが、素人にそんなことはできません。
材質がわからなくても、雑巾でチェックすることができます。
原始的なやり方ですが、実は簡単でわかりやすい確認方法です。
この方法で床が変色していなければ、スチームクリーナーで清掃しても大丈夫だと判断できます。
床材が大丈夫だとわかったらあとはどのスチームクリーナーを利用するかです。
高温でしっかりと蒸気が出るものを選びましょう
中には手をあてても熱い蒸気が出てこないで、ぬるいお湯がスプレー状に噴射されるという粗悪物も有ります。
スチームクリーナーには2つのタイプがあります。
ボイラー式とパネル式。
ボイラー式はタンク内に圧力をかけ、一気に高温の蒸気を出すタイプ。
高温の蒸気が出るまで15分ほど準備時間がかかります。
パネル式は準備時間は5分程度と短いですが、圧力を掛けないのでパワーと温度が低いです。粗悪品にはこのパネル式が多いので注意しましょう。
実際に床の清掃をするときの注意点
床の清掃をする為の事前準備ができて、使うスチームクリーナーも決まりました。
後はスチームクリーナーで清掃するだけで、簡単に汚れを取ることができるのではと思うとちょっと違います。
スチームクリーナーの水蒸気を汚れている床に吹き付けるだけでは、汚れがうまく取れないこともあります。
実は、床の汚れを取る前に、汚れ具合を見てからそのままスチームクリーナーで水蒸気を噴射視すれば取れる場合と、そうでない場合があります。
汚れがひどいときには、すすぎ不要の洗剤をスプレーしてから、その上でスチームクリーナーで水蒸気を噴射させると簡単にきれいに取れます。
この段階をしっかりと行わないと取れる汚れも取れなくなります。
使い方を知ることは重要なことで、間違った使い方をしてしまうとスチームクリーナーが悪いと思ってしまい2度と使わなくなる可能性があります。
スチームクリーナーは使い方を間違わなければ決して悪い掃除機ではないので、その辺をしっかりと理解したうえで使うようにしましょう。
汚れをきれいに落とすには床の材質のチェックやスチームクリーナーの特長をしっかりと捉えてから使うようにすると想像通りの効果を発揮します。