スチームクリーナーに関するお役立ち情報
スチームクリーナーとスチームマジックの併用でなぜ簡単に汚れが落ちるの?
スチームマジックはスチームクリーナーの洗浄力をより強力にするために開発されたスチームクリーナー専用の洗剤です。
高温高圧スチームパワーで汚れを落とすスチームクリーナーですが使用するのは水。どうしても頑固な汚れに対しては限界があります。スチームマジックはスチームだけでは落としきれない頑固な汚れを浮かせます。浮いた汚れをスチームクリーナーが溶かして落とします。この相乗効果でスチームクリーナーの洗浄力は飛躍的に上がり家中の殆どの汚れに対応することが可能になりました。
スチームクリーナーを使える場所
スチームクリーナーは汚れの種類を問いません。
家庭のあらゆる場所で頑固な汚れ、気になる汚れをスッキリ落とす便利な掃除機。
エアコン掃除、フローリングから畳、カーペットや壁、ガスコンロ、換気扇、電子レンジなどの台所周り、カビが発生しやすい浴室からトイレ、ペットのゲージまで高温のスチームで様々な汚れを落とします。
フローリングの汚れもスッキリ
フローリングの床や畳の掃除にもスチームクリーナーは大活躍。スチームクリーナーを使って掃除をすると掃除機やモップでは取れない汚れもスッキリ簡単に取り除きます。
フローリングや畳には歩く度にべとべとした皮脂が付着し、更に細かい塵やゴミが踏み固められて掃除機では吸い取れない汚れになっています。スチームクリーナーは高温スチームで汚れを溶かしてキレイにするのでくすみも落ちてスッキリしてサラサラ。まるで新築当時の質感が蘇ります。更にスチームマジックを併用すると、約一週間影響がある可能性のある物質の除去、防臭効果が持続するのでお子様やペットにとって安全な環境をつくります。
油がこびりついたガスコンロ周り
キッチンの中でも毎日使うのがコンロ。ガスコンロやIHコンロ周りは汚れが溜まり易く、煮物の吹きこぼれ油や焦げ付き。炒め物をした場合には細かい油が飛び散り完全に取り切らないとその汚れは何層にもなって固着して見た目だけではなく悪臭の原因になってしまいます。
ガスコンロ周りは五徳や天板に汚れが付きやすく、特に天板は洗剤を使用すると下にポタポタ垂れて更に油汚れが広がります。
頑固に固まった油汚れは固いブラシや刃物で削り取ろうとしても表面を傷つけたり、汚れ全部を落とすには労力と時間が掛かります。
スチームクリーナーとスチームマジックを使用することで油汚れを浮かせて高温スチームでサッと素早く楽に掃除することができます。
IHコンロには全体的にスチームマジックをスプレーしてスチームクリーナーを使用すればあとは軽く拭き取るだけ。すすぎや二度拭きの必要もありません。
毎日使うお風呂だから気持ちよくピカピカに
浴室には浴槽のヌメリや壁面のカビ。排水溝の黒ずみに鏡のウロコ汚れなど気になるところがたくさんあります。浴室の床は石鹸カスなどが残っていると滑って転倒する危険も。
浴室はリラックスできる空間として常に清潔で気持ちよくしておきたいものです。
浴室のあちこちで見かける白いウロコ状の汚れは水分が蒸発した後に残るカルシウムやマグネシウム。意外に頑固で浴槽専用洗剤を使ってもキレイに落とすことは困難です。
そんな汚れにはスチームファーストに付属されているカルキ除去パウダー。今まで落としきれなかった汚れも驚くほど簡単に落ちてピカピカな状態に蘇ります。
浴室の床や石鹸入れなどに付着しているピンク色の正体。カビではなく「ロドトルラ」という酵母菌の一種。黒カビのような害はないものの、繁殖力が強く放置するとカビを増やす原因になります。浴室専用洗剤で簡単に落とせるように感じますが、実際には残っていることが多く、直ぐに繁殖してしまいます。スチームクリーナーとスチームマジックを使用することで熱に弱い「ロドトルラ」は死滅しカビも落とすことができ、更に洗浄防臭の持続効果で浴室は常に清潔な状態を保ちます。
手で触れたくない排水溝のヌメリや汚れもスチームクリーナーで汚れを吹き飛ばし後は水で流すだけで見違えるようにキレイになります。
カーペットや畳のシミも落とします
カーペットや畳に付いてしまったシミ。水で落とそうとするとビショビショになってしまい、汚れによっては更に広がってとんでもないことに。
スチームクリーナーの高温スチームは乾きやすく汚れを広げずに落とします。
またペットの粗相も困りもの。キレイにしたと思っても悪臭が残り手に負えなくなります。
そんな時にはスチームマジックを一吹きして後はスチームクリーナーを掛けるだけてサッとふき取りましょう。すすぎは勿論のこと、二度拭きする必要もありません。
スチームマジックの洗浄防臭効果で嫌な臭いやシミを根こそぎ落とします。
お部屋の壁紙
新築のうちはとってもキレイな壁紙も、シミが付いたり、タバコのヤニが付いたりすると、お部屋の雰囲気まで変わってしまいます。
紙製の壁紙や表面のコーティングが取れやすい素材の壁紙以外は、スチームクリーナーで汚れ落としができます。水分を含ませたタオルを電子レンジで温め、影響がないか目立たない部分でテストして使用して下さい。
油汚れが目立つキッチンの壁紙なども、高温スチームとスチームクリーナー専用洗剤で、簡単に汚れを落とすことができます。
長年の汚れが目立つソファーも新品のように
ソファーの素材には本革、合皮、布製があり、スチームクリーナーは合皮と布製のお手入れには最適です。特に合皮のソファーは表面から汚れが染み込みにくいので水性、油性に関係なくスチームクリーナーで簡単に汚れを落とします。
ペットはソファーでまったりするのが大好き。いつも清潔にしているペットでもやはりどうしても独特の臭いがソファーに染み込んでしまいます。スチームマジックは急性経口毒性試験でその安全性を実証済。ソファーをキレイにした後でペットが舐めても安心です。
また、ソファーはダニの温床になりがちです。ダニを死滅させるには高温のスチームが有効です。ダニは50℃程度の温度では死滅させるのに数十分掛かります。天干しや布団乾燥機で死滅させることはできません。しかし、ダニは60℃以上の高温では一瞬で死滅します。温度が100℃のスチームクリーナーを使用することでダニを完全に死滅させ家族をアレルギーから守ります。
スチームクリーナーのタイプと使い方
スチームクリーナーにはハンディ式、モップ式、キャニスター式があります。また仕組みもパネル式とボイラー式がありボイラー式はパネル式よりも高温、高圧でパワーがありスチームも安定しています。
基本的な使い方はそれぞれ同じで水を入れてスイッチをオンにすることでスチームを噴射させます。
キャニスター式は一般的な掃除機に似た形状なので違和感なく使用できます。手に掛かる重さはホース部分だけなので見た目と異なり軽々と天井など高い部分も簡単に掃除ができます。
モップ式は通常のモップのように使用します。但しそれは形状だけで本体はモップよりも重く更に水の重さも加わるのでTVショッピングのように軽々使うことができずにかなりの労力が必要になります。
スチームクリーナーのお手入れ
スチームクリーナー最大の敵はカルキ(水垢)。噴射口にカルキが詰まらないように手入れをする必要があります。これはどのタイプのスチームクリーナーでも同じです。
噴射口にカルキが詰まるとスチームが噴射しない、高温にならないなど障害が起き、最終的には故障の原因になります。
水道水にはカルキ成分は含まれるためにカルキ詰まりを防ぐために一般的なスチームクリーナーは蒸留水を使用することを推奨しています。水道水を使用し続けると数年で故障し修理不能になってしまいます。
ところが、スチームファーストはカルキ除去パウダーを使用することで水道水を使用し続けても故障になることはありません。
使い方は至って簡単。カルキ除去パウダーをタンクに入れてスチームを噴射するだけ。更にカルキを含んだスチームで浴室の鏡やキッチンの水垢などを落とします。カルキ除去パウダーは目安として三ヶ月に一度の割合で使用します。
スチームクリーナーを購入する際には水道水を使用できるか、蒸留水の使用が必須になっているかしっかりチェックしましょう。蒸留水の使用は毎月のコストに跳ね返ります。
スチームクリーナー給水時の注意点
スチームクリーナーは水を内部タンクで高温にしてその高温蒸気を利用する掃除器具です。長時間使用の場合にはタンクが空になった時点で給水が必要です。使用直後のスチームクリーナー内部には高温水蒸気が残っています。誤って給水口を開けると残っている水蒸気が勢いよく噴出します。火傷の原因になりますので取扱説明書をよく読み、指定の時間が経過してから給水してください。
スチームファーストは次の給水までには10分~15分必要です。
また、掃除中の噴射口からは100℃以上の高温スチームが出ています。スチームを噴射した箇所も高温になっている場合があります。噴射後直接触れると火傷の恐れがありますのでご注意ください。
スチームクリーナー稼動中に傾けたり、逆さにすると熱湯の噴出、感電の危険があります。取扱説明書に記載以外の使用は避けてください。
ガラスや網戸で使用する場合の注意点
冷えているガラスに直接高温スチームを噴射するとガラスが破損する可能性があります。
スチームファーストには窓ガラス専用のノズルが付属されています。ノズルの形状は窓ガラス掃除専用に設計されているので効率よく窓ガラスを掃除することができます。
頑固にこびり付いた汚れを取る際には一か所に高温スチームが集中しないように注意してください。
一般的な網戸はポリプロピレンやポリエステル素材が使用されています。スチームクリーナーを使用する際には網戸に使われている素材を確認し、ビニール系素材は高温スチームで変形する場合があります。注意してご使用ください。
スチームクリーナーのレンタル
スチームクリーナーを購入せずレンタルを考えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。購入希望のスチームクリーナーにもよりますが、2〜3回レンタルすると購入するより費用がかかってしまいます。
レンタルする最大のメリットは購入する前に体験できることです。実際に使ってみる以上に自分、自宅に取って必要なのかどうか判断する術はありません。複数のスチームクリーナーをレンタルし比較してみるのも良い方法でしょう。
ただしレンタルを行っている企業はあまりありません。それにレンタルできるスチームクリーナーは、ほとんどがケルヒャーのスチームクリーナーで種類も多くはありません。
もし知り合いなどでスチームクリーナーを所有している方がいたら、その方に使った評価を聞き、興味が持てるようなスチームクリーナーであれば借りるのが良い方法です。
また、スチームクリーナーのメーカーによっては展示会を行ってデモ運転を行っているところもあります。テレビショッピングでは綺麗に落ちる汚れも、実際に自分の目で確かめると意外な結果になるかもしれません。
コードレススチームクリーナーの可能性について
掃除機など家電の多くがコードレス化になっています。それではスチームクリーナーも近い将来コードレス化になるのでは?とお考えの方も多いと思います。コードレスになることでスチームクリーナーの可能性は広がり野外でも活躍すること間違いありません。
スチームクリーナーの手軽さ、形状からするとハンディタイプのスチームクリーナーはコードレス化になると便利になると考えられます。
しかし、ハンディ式スチームクリーナーは一見コンパクトで軽そうに見えますが、本体にタンクが内蔵され水の重量も加わりコード式でもその重さで長時間使用することは困難です。
コードレスにした場合、更にバッテリーの重量も加わるので現実的には使い難い掃除機になるでしょう。
高圧洗浄機とスチームクリーナー
高圧洗浄機とスチームクリーナーはどちらも水を使用する掃除器具です。高圧洗浄機ではケルヒャーが代表的なメーカーです。TVショッピングで一躍有名になりました。
高圧洗浄機とスチームクリーナー。高圧洗浄機は高圧にした水を噴射させ、その勢いで汚れを落とす掃除器具です。使用場所は野外が主になり壁や塀、テラス、自動車など泥汚れなどの汚れに威力を発揮します。機種により噴射する水には常温と温水があり、一般家庭に普及している高圧洗浄機は常温の機種が殆どです。温水高圧洗浄機は洗車場など業務用に多く使われています。そちらの高圧洗浄機もスチームクリーナーのような100℃を超える温度になることはありません。
一方、スチームクリーナーは高温高圧スチームを利用した掃除器具です。使用場所は室内が主になります。また、スチームクリーナーはボイラー式とパネル式の二種類に分けられます。
二種類を比較した場合、パネル式のスチーム温度が80℃~90℃に比べボイラー式のボイラー内温度は140℃~145℃の高温になり噴射圧、温度もパネル式に比べ安定しています。
メリット、デメリットを比較するとボイラー式は高温高圧で洗浄力はパネル式に勝りますが使用する際、高温になるまでに時間が掛かります。また、次の給水までの待機時間も10分~15分程度掛かります。パネル式は給水から数分で使用可能になり、次の給水にも時間は掛かりません。その為ボイラー式に比べ、スチーム圧、温度は低めで洗浄力は弱くなります。
スチームクリーナーの効果
スチームクリーナーは効果的だという意見が大半ですが効果的ではないという意見もゼロではありません。購入する際の期待値もありますが、選択した機種に効果があったかどうかで判断できます。
スチームクリーナーの効果を実感するためには使用用途に合わせて数ある機種から選択する必要があります。安価なスチームクリーナーの場合、高温高圧になり難い機種もありますので価格よりも性能重視で選択することをお勧めします。
パネル式は安価で手ごろですが、スチームの温度が低いためにスチームを噴射した箇所が濡れやすく汚れも落ちないので効果がないと判断されてしまいます。機種選びは価格と機種をしっかり確認して後悔のない選択をしてください。
スチームクリーナーには持続時間が10分足らずの機種が存在します。掃除が途中の場合、直ぐに水を足したくなりますが、タンク内には高温の蒸気が残っています。機種に限らずどのスチームクリーナーも使用時給水の場合にはタンクが冷えるまでの一定時間が必要です。
スチームクリーナーを使用する場面として、カーペットにコーヒーをこぼしたので簡単にすぐ手軽に使いたい。この場合には短時間で狭い範囲の使用で事足ります。一方、換気扇の頑固な汚れを落としたい、浴室全体を広範囲にキレイにしたい。この場合は長時間連続運転が可能な高温高圧のキャニスタータイプが有効です。
このように用途に合わせて機種を選択することで失敗しないでスチームクリーナーを効果的に使用することができます。
更なる効果的な使用法用。それは洗剤の併用です。スチームクリーナー専用に開発されたスチームマジックを使用することでハンディタイプ、モップタイプ、キャニスタータイプに関わらずに効果的に短時間で汚れを落とすことが可能です。
スチームクリーナーが使用できない場所
スチームクリーナーは家庭内のあらゆる場所が掃除できます。但し、高温で変形する材料を使用している箇所、ワックスを使用しているフローリングはワックスを落とす可能性があります。ご使用の際には予め目立たないところでテストをしてからご使用ください。